【コラム】介より始めよ

2023年10月11日

介護現場のICT化が上手く進まないという声は多い。「高齢の職員が多く、ICTを使いこなせない」「維持費がかかる」「入力負担が重い」といった側面はあるだろう。

 

ある研究職の方に「テクノロジーは本来人間の負担を軽くするもの。ICT化への先入観を解くことが大切だ」と言われたことがある。うまく省力化すれば、かえってコスト削減につながることも多いという。

 

介護業界でも、最近メタバースに関連する技術や生成AIを取り入れたサービスを耳にするようになった。

 

今後は高齢者がITをあたりまえに使いこなす時代になる。ある人は、「テクノロジーは業務効率化や生産性向上のためだけでなく、利用者に画期的なサービスを提供するためのものになるだろう」と言っていた。仮想空間やAIなどを活用した画期的なサービスであふれる業界になる日も近いかもしれない。

 

 

 

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