医療法人社団長久会の老人ホーム・介護施設一覧
検索条件
有料老人ホームの費用
入居一時金や月額費用について、大きな差があるのが有料老人ホームの特徴。住宅型に比べると介護付きはやや高額になります。
費用の幅が非常に広い有料老人ホーム
両親が暮らすA市から離れた場所に住む山田真由美さん(50歳)。ある日、母の佐和子さん(75歳)から突然電話があり、それまで元気だった父の健司さん(78歳)が認知症と診断されたとのこと。
健司さんと佐和子さんは、一戸建ての自宅での2人暮らし。今は未だ、健司さんの認知症も軽度で、夫婦での暮らしにそれほどの問題はないようです。
しかし今後、認知症の症状が進んだ場合、妻の佐和子さんひとりでは、認知症の健司さんの介護は難しそう。
どうすれば解決できる?
健司さんは78歳でまだ体力がありますから、認知症が進行した場合は、認知症の高齢者住宅であるグループホームなどへの入居が考えられます。
佐和子さんが今の自宅でひとり暮らしを続けられるのなら、自宅と同じ市町村のグループホームを探すことになります。
また、佐和子さんが真由美さんの家で同居するのなら、真由美さんの家から通いやすい場所で、認知症ケアがしっかりした有料老人ホームなどを見つけておくと良いでしょう。
ひとり暮らしも同居も難しい場合は、夫婦で別施設に入居すると費用がかさみ、真由美さんも通うのが大変になりますから、できるだけ夫婦一緒に入居できる有料老人ホームやサ高住などを探しましょう。
その際は、健司さんの認知症ケアが可能で、佐和子さんも安心・快適な生活が送れること、居室は夫婦別々にすることが条件になります。
健司さんや佐和子さんの住み替えに当たり、資金に余裕がない場合、自宅売却のほか、条件が合えばマイホームを担保に資金を借り入れるリバースモーゲージや、家屋を転貸するマイホーム借り上げ制度などを活用することも検討してみましょう。