ヘルスケアリートにより進む高齢者住宅整備
2016年5月4日 公開/2024年5月24日 更新
第7回 高齢者住宅 フォーラム | ヘルスケアリートにより進む高齢者住宅整備 ~東京都官民連携福祉貢献インフラファンドの狙い~ |
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施設開発の新スキーム解説
ヘルスケアリートの創設などで、介護・高齢者住宅市場に新たな資金調達方法が生まれた。こうした手法を用いて、新規で高齢者施設・住宅を開発するケースも登場、さらにそこに自治体が出資をするといった例も出てきている。今回は、官民連携福祉貢献インフラファンド組成の理由について都が説明するとともに、そのファンドから出資を受けるAIPヘルスケアジャパンに、新事業スキームでの高齢者施設・住宅の開発などについて解説してもらう。
講師 安藤 滋氏
AIPヘルスケアジャパン マネージング・ディレクター
ヘルスケア業界向けに特化した投資ファンドを運営するAIPヘルスケアジャパンにて、7年超にわたり数多くの案件の投資とアセットマネジメントを主導。現在、2014年11月に上場した日本初のヘルスケアリートである「日本ヘルスケア投資法人」の資産運用会社である大和リアル・エステート・アセット・マネジメントの投資部門にも所属。
講師 三浦 知氏
東京都会計管理局管理部 資金活用担当課長
1989年日本長期信用銀行入行。1999年4月東京都庁入庁、港湾局、出納長室(当時)、産業労働局、政策企画局などを経て、2014年7月会計管理局管理部に異動。「官民連携インフラファンド」の運営監視・「官民連携再生可能エネルギーファンド」の組成及び運営監視・「官民連携福祉貢献インフラファンド」の組成などに従事。
開催日時 | 2016年05月18日 13時30分~16時30分(受付13時から) |
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場 所 | AP東京八重洲通り |
講演内容
- [1]官民連携福祉貢献インフラファンド組成に向けた取組について
- (講師:東京都 三浦知氏)
- ○会計管理局が官民連携ファンドに取り組んでいる理由
- ○東京都がこれまで組成してきた官民連携ファンド
- ○行政によるリスクマネー投資の必要性
- ○子育て支援施設、高齢者向け施設整備の必要性
- ○「官民連携福祉貢献インフラファンド」のスキーム
- ○「東京都長期ビジョン」と「官民連携福祉貢献インフラファンド」
- ○「官民連携福祉貢献インフラファンド」ファンドマネジャーの選定過程
- [2]今後の高齢者住宅整備の必要性とファンドの役割
- (講師:AIPヘルスケアジャパン 安藤滋氏)
- ○弊社のBTS型(新規開発型)投資に関する考え方とこれまでの取組み
- ○地域包括ケアシステム:「公助」から「共助」「自助」「互助」への流れを見据えて
- ○子育て支援施設の整備:保育・介護一体の多機能型「共生型福祉施設」
- ○東京都版CCRCの方向性~日本版CCRC、米国CCRCとの比較
- ○「AIP都内福祉貢献投資事業有限責任組合」のスキームと投資家等の動向
- ○同ファンドの運営に際しての基本構想と実際の業務
- ○都内の高齢者住宅の整備の現状と期待
- ○ヘルスケア施設の流動化マーケットとヘルスケアリートの果たす役割
■参加費
3万5,000円(1名につき)、 2名以上参加の場合、3万円(1名につき) ※いずれも消費税、資料代含む
■申し込み方法
「お申込みはこちら」フォーム、申込書PDFを FAXでお送りください。 ご請求書を送付。ご入金後、参加証・会場案内をご送付いたします。 代理の方の参加も可能です。
●参加費は会期前払いです。参加お申込後、請求書(銀行振込)をご郵送します。 (銀行振込手数料はご負担ください) 入金確認後、参加者代表者宛に参加証・会場案内を人数分お送りします。
※直前の参加申込キャンセルは下記のキャンセル料が発生します。 (会期10日前以内で参加費の100%、14日前以内で同50%)
※参加者情報については主催者の活動に関連する資料のご案内で利用させて頂くことがあります。
※領収書は銀行振込の際の振込明細とさせていただきます。
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