2025年2月12日号 1面 掲載
【コラム】介より始めよ
2025年2月12日
東京の中心部を歩くと、多くのインバウンドを見かける。築地ではスタジアムを基点とした再開発事業が進んでいる。日本の最新技術や食文化を発信する拠点となるようだ。
先日ある地方都市の建設会社の方と話した。サ高住や高齢者向け賃貸を集中的に展開する。複合型拠点の展開も控え事業内容はもはや「まちづくり」。「報酬の先行きが不透明なサ高住が生き残る道は地域とつながること」だという。地元企業と提携を進め職員も入居者も人が自然と集まる。「地方には地方の魅力がある。地場の企業こそわかるまちづくりの勘所がある」
全国的に、まちづくりを担うプレイヤーは足りない。むしろ介護事業者の活路ではないだろうか。
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