2024年12月11日号  2面 掲載

QLSHD、東証グロース上場 保育から介護福祉まで

2024年12月11日

保育・介護福祉事業、人材派遣サービスを展開するQLSホールディングス(大阪市)は、12月11日に東証グロース市場へ上場した。同社はすでに名証ネクスト市場に上場しており重複上場となる。

 

 


 

中核の保育事業は認可保育園35拠点を中心に学童保育を含め全55拠点、障害はグループホーム47を中心に61拠点、介護は29拠点を運営。
 

23年3月期の売上高が約69.2億円、24年3月期が約83.6億円、25年3月期は97.1億円の着地見込みと着実な成長を見せている。近年は介護・障害分野を拡大。M&Aを駆使して拠点を増やしている。国内では引き続き事業承継を進める。
 

一方、「日本の保育・介護福祉の質は高い。今後高齢化が進展するアジアでもそのノウハウは必要になるはずだ」(雨田武史社長)と、海外への事業展開も進めていきたい考えだ。

 

 

雨田武史社長

 

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