2024年10月9日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2024年10月9日

1日に石破内閣が発足し、同日には9日の衆院解散が表明された。発足から8日後とあまりに早い解散だ。解散総選挙は月末にも開票される見通しとなった。

 

東日本大震災後の衆院予算委員会で石破氏は「震災は我々に何を教えているのか。逃げるな、突き詰めて考えろということではないか。想定外では済まない。日本再建のために全力を尽くすことが、震災でお亡くなりになった方々に対する私たちの責務だ」と力強く演説した。先の総裁選では「防災強化」を掲げている。

 

能登の地震、豪雨災害を受け、国の防災基本計画にどのような対応を組み込んでいくのか。岸田内閣で行われていた支援の継続や、さらなる支援が石破内閣に求められる。戦後最短での解散表明に続き、迅速な支援の判断に期待する。

 

 

 

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