【コラム】介より始めよ
2023年7月6日
今、北海道がアツい。2月末、先端半導体の「Rapidus(ラピダス)」が千歳市での新工場建設を決めた。投資総額は5兆円に上るという。
さらに6月には、札幌市を「国際環境金融都市」と位置づけ、脱炭素に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)投資を呼び込むプロジェクトが始まった。今後10年間で150兆円超の官民投資を募る。国の再生可能エネルギーの潜在量のうち約4割は北海道にあるとされるらしい。
そんな北の大地の底力を示すかのように、今年に入り同地の新鉱物「北海道石」が承認された。
プロジェクトに懸念すべき点はいくつかあるものの、人や資本、企業らが集まり、よき未来へと動き出そうとする挑戦に、心が弾む。
介護分野でも生産性向上や情報基盤整備などさまざまなプロジェクトが走り出している。よき未来へ挑戦あるのみだろう。
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