4人に1人が孤食 高齢者の食事調査

2015年2月17日

ほとんどの高齢者が食事を3食しっかり摂っている一方、4人に1人が1人で食事する「孤食」状態であることが、NPO法人老いの工学研究所(大阪市)の調べで分かった。

 

生活実態について65~91歳の高齢者587名に聞いたところ、年代を問わず規則正しく3食摂っている人が9割を超えた。一緒に食事をする人を聞いたところ、1人が24%おり、その86%が一人暮らしだった。

 

また、一人暮らしの人の孤食は男性が63%、女性が44%で男性の割合が高かった。食事で重視することについては、「栄養バランス」「素材の良さ、素材への安心感」と健康面での安心を求める傾向が顕著にあらわれた。

 

調査では1日に会話する人数も聞いており、平均は3.6人。0人は5%だが、年代が上がるにつれて、1日誰とも会話しない人が増えていた。

 

この記事はいかがでしたか?
  • 大変参考になった
  • 参考になった
  • 普通
全ての記事が読める有料会員申込はこちら1ヵ月につき5件まで閲覧可能な無料会員申込はこちら

関連記事



<スポンサー広告>