2024年7月17日号 3面 掲載
認知症行方不明、23年度過去最多 警察庁
2024年7月18日
警察庁は7月、2023年度における行方不明者の状況について発表した。認知症に関係する行方不明者の数は1万9039人で昨年度比330人増。統計を始めた12年度以降で最多だった。
男女別では、男性が1万597人と女性の8442人を上回っている。行方不明者届の受理から所在確認までの期間は、受理当日が最も多く1万3517人、次いで2~3日以内が4471人。
なお、23年度の行方不明者数の総数は9万144人。原因・動機別でみると、疾病関係が2万5060人で構成比27.8%と最も多い。そのうち認知症に関係するものは構成比21.1%となっている。
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