2024年3月13日号  9面 掲載

青森県三沢で多世代交流施設 障害者と高齢者がカフェ運営

2024年3月13日

カフェバーやスタジオ、デイサービスが一体となった多世代型地域交流施設「サードプレイスミサワ」が3月15日、青森県三沢市にオープンする。三沢奥入瀬観光開発(青森県三沢市)が設置。八戸市を拠点にデイサービスを運営する池田介護研究所が運営する。

 

 

池田介護研究所 池田右文社長

 

 

デイサービスではこれまで池田介護研究所が展開してきた、「仕事」「健康・美」「趣味」「生活」を重視して社会的自立を目指す「セルフデザイン」を取り入れたケアを提供する。
カフェスペースでは日中は就労支援A型でランチを提供するほか、夜はレコードバーとして運営する。就労支援A型とデイサービスを利用している高齢者が一緒に働くことで、新たな「働き方福祉改革」の実現を目指す。

 

 

 

 

スタジオでは、ヨガや学習塾などの講師がプログラムを実施する予定だという。
JR「八戸駅」「新青森駅」から青い森鉄道で「三沢駅」徒歩3分のところに立地。星野リゾート青森屋が運営する日帰り温泉施設が隣接し、施設近隣には三沢米軍基地がある。「高齢者、地域住民、観光客、三沢米軍基地の関係者など、多様な人々が集まる国際交流の拠点となれるよう、産業振興の新しいモデルづくりとしたい」(池田右文社長)

 

 

サードプレイスミサワ外観

 

 

開設にあたり、記念イベントが3月15から17日まで同施設にて開催される。起業家や社会福祉活動者、介護事業経営者が多数登壇し、講演・トークディスカッションが行われる。参加無料。

 

 

 

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