2024年2月21日号  1面 掲載

【コラム】介より始めよ

2024年2月21日

2月14日、日本の男性諸氏(特に男子学生)はこの日、どこかそわそわしていたり、一挙手一投足がどうにも妙な感じになったりしていた。言うまでもなくバレンタインデーであったからだ。

 

では、医療関係者(特に経営に関わる人)もどうにも落ち着きがない様子であったのはなぜだろう。もらえるチョコレートの数について気を揉んでいたわけではなく、診療報酬の詳細について告示されたからだ。

 

今回、介護と医療の同時改定ということもあり、双方の連携をより強化する改定事項も含まれていた。例えば、介護施設から協力医療機関と定められた病院などが算定できる「協力対象施設入所者入院加算」がそれに該当する。

 

日本のバレンタインデーとは違い、本場では親しい人同士で贈り物をするのが一般的らしい。今回の改定を機に、介護と医療の歩みよりが一層進むことを期待したい。

 

 

 

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