2024年1月17日号 14面 掲載
2月2日シンポジウム 腸内環境整え認知症予防 (社)認知症予防活動コンソーシアム
2024年1月18日
一般社団法人認知症予防活動コンソーシアム(大阪市)主催の「腸内環境からはじめる認知症予防シンポジウム」が、2月2日にエル・おおさかで開催される。
午前中は「予防」がテーマ。
腸内環境によって、脳内神経伝達物質が影響を受けることや、脳のどの部位の血流が低下することでどの症状が現れるのかなど、医学的角度から身体と脳機能低下の関係を学び、日常の食や生活からできる認知症予防を提案する「腸脳相関とアンチエイジング食」(講師:日本獣医皮膚科学会認定医・東京動物アレルギーセンター長 川野浩志氏)をはじめとする2つの講演が行われる。
午後のテーマは「共生」。
「なぜ認知症はネガティブに受け取られやすいのか」「当人の心の状態、家族や介助者の心の状態など、人としてどういう行動に出るのか」などを学び、優しい社会環境の在り方を考える「互いに分かり合える心の共生」(講師:大阪大学名誉教授・大阪府社会福祉事業団特別顧問 佐藤眞一氏)など2つの講演が行われる。
さらに認知症の予防と共生をテーマに活動する市民合唱団「ニヨカンタービレ」が友情出演する。
参加費は6000円(昼食付き)、定員150名。申し込みは主催者ホームページなどから。
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