2024年1月17日号  3面 掲載

経営学、介護社長に向け「事業戦略練り多角化を」

2024年1月18日

小樽商科大学(北海道小樽市)は2月、介護経営者向けの経営学講座「ネクストリーダーの経営学 介護ビジネスの革新的戦略」を開講する。経営学講座、介護専門コンサルタントによるハンズオン支援をはじめ、参加者同士の意見交換の場も設ける。申込締め切りは1月28日。
 

プログラムは

▽90分間の講義と90分間のグループワークからなる遠隔授業5回

▽自社の課題などを分析しプレゼン、ディスカッションをする対面講義

▽介護事業所の視察会

▽介護経営コンサルタントによる課題解決支援

――からなる。受講期間は7ヵ月間で、料金は20万円。定員は16名。現時点で、道外からも申込が来ている。
 

3回目の開講となる今回は「人材育成」をテーマに経営理論を学ぶ。講義には「組織論」「戦略的人的資源管理」「マーケットと組織の連関」などのテーマが揃う。対面講義を担うさくらCSの中元秀昭社長は「これまで事業者が構築してきた制度内ビジネスを強みとしながら、それを深堀し事業範囲を広げる視野を育ててほしい」と語る。「自社の方向性を見定めるフレームワークを学べる場を用意した」と藤原健祐小樽商科大学ビジネススクール准教授。
 

ハンズオン支援は、コンサルタントをしながら、自費の脳卒中リハビリ事業も展開するスターパートナーズの齋藤直路氏が担う。

 

 

昨年のハンズオン支援の様子

 

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