【コラム】介より始めよ

2023年12月31日

通天閣では年末恒例行事として、干支の引継ぎ式が行われる。1956年から始まったこの行事、その年と次の年の干支にちなんだ動物が登場し、干支にかけた来年の目標についてのダジャレが発表される。今年は卯年だったので、「卯(う)まくいきますように」であった。

 

来年の干支は辰。辰年は陽の気が動いて活力が旺盛になる年だそうだ。物事が大きく動き、形が整うという。介護業界で考えれば来年は報酬改定の年。まさに辰年を象徴するような出来事が早速控えている。ただし、今回の改定では新複合型サービス新設が見送られる方向となるなど、少々「竜頭蛇尾」な印象は拭えない。とは言え、今後3年間の介護事業経営において重要であることは確かだ。

 

今年も例年通り干支の引継ぎ式が行われた。今回発表されたダジャレは、「上昇気『龍(りゅう)』の一年になりますように」。団塊の世代が後期高齢者になる2025年ももう目前。24年の改定にしっかりと対応することで、鯉が滝を登って龍になるような大きな成長につなげたい。

 

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