家賃・介護費債務保証のニッポンインシュアが上場

2023年10月20日

家賃債務保証や介護費・入院費債務保証を手掛けるニッポンインシュア(福岡市)は10月3日、東証スタンダート市場に上場した。
 

2002年設立、08年より家賃債務保証をスタートし、今では介護・医療回りの債務保証も行っている。
 

同社のサービスは、入居者が身内などに連帯保証人がいない、また依頼したくないといった場合に、利用者が一定の保証料を支払うことで連帯保証人に代わり貸主への家賃債務を保証するというもの。
 

高齢者施設では入居者の食費・管理費・光熱費・医療費・原状回復費などあらゆる費用の支払いを保証する。
 

また、近年では介護・看護系事業者が緊急時駆けつけなどの身元保証事業を手掛ける事例も出てきているが、金銭面の保証までは請け負えないといったケースがあった。こうした際に同社が金銭面の保証をバックアップするといったスキームも用意している。
 

核家族化が進み、身内と疎遠、また迷惑をかけたくないという高齢者も増えており、今後こうしたニーズはさらに増えてきそうだ。

 

この記事はいかがでしたか?
  • 大変参考になった
  • 参考になった
  • 普通
全ての記事が読める有料会員申込はこちら1ヵ月につき5件まで閲覧可能な無料会員申込はこちら

関連記事



<スポンサー広告>