【コラム】介より始めよ
2023年7月13日
魚は鮮度が命。一刻も早く消費者の元へ届けねばならない。昭和の時代、「とびうお」と名付けられた鮮魚専用の特急貨物列車が運行されていたのも、新鮮な魚を消費者の元に届けるという涙ぐましい努力の1つだ。
令和の時代、とびうおが形を変えて蘇った。JR東日本は青森県産のホタテやウニを新幹線で輸送する実証実験を行った。今回の狙いは鮮度を保つことに加えて、「物流の2024年問題」に対応することにある。
トラックドライバーの時間外労働の規制が24年から強化される。これにより物流に支障をきたすことが懸念されている。当然、介護用品なども届きにくくなる。24時間サービスを止めることのできない介護施設などにおいて、必要なものが必要な時にないのは深刻な問題だ。
新幹線による貨物輸送が物流危機を乗り切る切り札となるか、注目が集まっている。
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