空き家活用で地域活性化 民間事業者に助成金 東京都
2023年5月19日
東京都は今年度より「地域課題解決型空き家活用支援事業」を実施する。新たに区市町村と連携し空き家の利活用を通じた地域の活性化や移住・定住の促進など、地域課題を解決するための取り組みを行う民間事業者を支援するもの。24日より、事業者を募集する。
応募できる事業者は、地域の課題解決に取り組む民間事業者や、NPO法人、グループなど。補助期間は最長5年間。補助対象は空き家の掘り起こしなどのソフト経費や、改修費などのハード経費。補助率はソフト経費で1 年目が4 分の3、2〜3年目で3分の2、4〜5年目で2分の1(上限額は毎年度500万円)、ハード経費で3分の2(上限額250万円だが、耐震改修工事を行う場合200万円を上限に上乗せ) となっている。
支援対象となる取り組みの例として、
▽空き家を活用した移住定住を促進する取り組み
▽郊外戸建住宅団地の空き家を若年家族向け住宅に回収して活用するなど街の活性化を図る取り組み
▽駅周辺や大規模団地の空き家を活用し生活利便性の向上や地域コミュニティの活性化を図る取り組み
――などが挙げられている。
選定予定件数は4件。応募受付期間は6月23日まで。事業提案書及びプレゼンテーションにより選定を行う。
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