【コラム】介より始めよ

2023年3月25日

2月6日、トルコ南部を襲ったマグニチュード7.8の地震。 隣国も合わせて犠牲者の数が1万人を超えた。零度を下回る気温の中、今でも懸命な捜索活動が続く。生存率が急降下する発生から72時間のラインを超えても、がれきの下で救助を待つ人が必ず居る。そうした希望を持ち続け、混迷極める街の中へ救助隊員は行く。

 

地震調査研究推進本部の調査によると、30年以内に地震発生率が3%以上ある「Sランク」の断層は、日本全国で31ヵ所存在する。特に、糸魚川一静岡構造線断層帯、中央構造線断層帯のそれぞれ一部、三浦半島断層群は発生確率が高いと見積もられている。そのほかも危険な断層はある。

 

介護・医療は、利用者の命を直接支えている。大災害でそれらサービスが滞れば2次的な被害も甚大なものになってしまう。改めて、備品 確認、BCPの見直しなど、防災への意識を高めたい。

 

 

 

 

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