【コラム】介より始めよ

2015年1月28日

認知症が原因と思われる高速道路逆走事故の多発を受け、高齢者の運転免許更新時の規定が厳しくなる。医師より「認知症の疑いあり」と診断された場合には、免許取り消しもあり得るという。それに対し、地方では「車が無いと高齢者が生活できない」と反発も強い。対策としてミニバスや、移動販売車、在宅医療など車の無い高齢者でも生活できるインフラ整備を求める意見もでている。

 

しかし行政がそれを行うには財政的に厳しく、民間では採算が合わないだろう。問題の解決には、高齢者を車が必要ない駅前などに集住させるなどの思い切った対策も必要だ。「免許を取り上げて終わり」ではなく、他省庁と連携して「その後」もしっかり考える必要があるだろう。

 

 

 

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