【コラム】介より始めよ

2015年1月7日

2015年の幕が開けた。団塊の世代が全て後期高齢者になる2025年に向けての「カウントダウン」が始まる。それまでに介護業界の就労人口をあと100万人どうやって増やすのか、介護保険制度をどの様に維持・継続させるのか、など今後10年の間に解決しなければならない課題は山積みだ。もし、これまでの施策を根底から見直すような大胆な方向転換が必要ならば、この12年で手を打っておく必要があるだろう。

 

また、介護問題について考えるのは厚労省だけでいいのだろうか。産業としての介護の確立、介護の国際化、就労人口の増加などに取り組むには、経産省、外務省、文科省など他省庁との連携も不可欠だ。「オールジャパン」体制が望まれる。

 

 

 

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