やさしい手、見守りサービス開始 CSPと提携

2014年11月18日

やさしい手(東京都目黒区)は、自費の生活支援サービスを拡充する。このたびセントラル警備保障(東京都新宿区)とソフトバンクテレコム(東京都港区)と提携。電話相談、緊急駆けつけなどをセットにし、1111日より新たな見守りサービスを開始した。

 

やさしい手による高齢者向け見守りサービス「あったか声かけサービス」は1ヵ月1500円の低負担で、見守りが必要な高齢者に月1回電話をかけ相談に乗るほか、日々の困ったことは365日対応のコールセンターで相談に応じる。

 

ソフトバンクテレコムによるGPS機能付きの「みまもりケータイ」を貸出し、ボタンを押すとやさしい手コールセンターに繋がり、同時に位置情報も通知する。また緊急時には要望によりセントラル警備保障の駆けつけサービスが利用可能。なお緊急駆けつけは、1回につき別途5500(1時間まで)

 

生活相談サービスとして月1回、社会福祉士ら専門職が電話で定期連絡する。個別の支援計画を作成して在宅生活の支援にあたる。

 

やさしい手では2000年ごろより、介護保険外の横出しサービスとして家事代行サービスを提供しているが、近年生活支援サービスの拡充に注力している。

 

次期介護報酬改正で介護予防事業の一部が自治体事業に移管され、民間企業などが手掛ける生活支援サービスの需要が高まることから、訪問、通所、生活相談サービス、緊急通報をパッケージ化した生活支援サービスも新たに開発し、提供を始めている。

 

「高齢者の在宅生活の小さな困りごとを小さなうちに生活支援サービスを活用することで解決し、在宅生活をあきらめないよう支援していきたい」(おまかせ事業部宮崎剛部長)

 

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