【コラム】介より始めよ

2014年10月1日

これだけ連日マスコミ等で騒がれても「特殊詐欺(振り込め詐欺など)」の被害にあう高齢者が跡を絶たない。犯人の手口の巧妙化や、「自分だけは大丈夫」という高齢者の油断もあるだろうが「高齢者が大量の現金(預金)を手元に置いている」ことも理由のひとつだろう。

 

70代を過ぎても「老後のため」「息子が家を建てるから」とせっせと貯金をするのが日本の高齢者の現実だ。それに対しヨーロッパなどでは「成人した子供の世話はしないし、子どもの世話にはならない」と自分の楽しみのためにお金を使う。国民性の違いもあるのだろうが、いい意味で家族制度が崩壊しているヨーロッパ社会が防犯上のヒントになることも多いのではないだろうか。

 

 

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