【コラム】介より始めよ
2014年9月24日
オリンピックなどで外国人観光客が増えるのを見越して、道路標識や案内看板などの多言語化が進んでいる。ホテルなどではトイレの使い方が英・韓・中・台の4ヵ国語表記であることも多い。しかし、話す方の多言語化はまだまだだ。「日本ではタクシー運転手が英語を話せない」と外国人観光客に驚かれることも多い。
タクシーならまだしも、病気などの場合に、言葉が通じないというのは外国人にとって大きな不安だ。最近では医療通訳者を育成・派遣する動きも広まっているが、実際の通訳の担い手はボランティアに依存しているのが現実だ。「市民パワー」と言えば聞こえはいいが、行政が直接通訳者を雇用するなどの方法も必要なのではないだろうか。
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