【コラム】介より始めよ
2014年7月16日
「〇〇で健康になる」という本が話題になると、すぐに正反対の「△△で長生き」という本が登場するように、健康・ダイエットなどの分野では「正しいのはこの方法だけ。他は間違い」といった主張が一般的だ。しかし、現在100歳以上の日本人は5万人を超える。食や生活習慣は人それぞれ違うのだから、100歳まで生きるための健康法は5万種類以上ある計算になる。「この方法以外は間違い」という主張には無理があるだろう。
介護業界でも予防などの分野で同様の主張がみられる。しかし、利用者の年齢を考えれば「その年齢まで生きてこられた、その人自身の健康法が一番」ということになる。運営者側の主張の無理な押し付けはどうかとも思うのだが。
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