訪看事業進出 来月都内に ケアサービス
2016年6月8日
デイサービスなどを手がけるケアサービス(東京都大田区)は訪問看護事業に参入する。今年7月大田区蒲田地域に第1号店を開設し、来期は2店舗以上を開設していく考えだ。
同社はデイサービスを中心とした介護とエンゼルケア(湯かんサービス)が事業の柱。「訪問看護を手がけることで両事業を繋ぎ、一貫したサービスの提供を図ることができる」と同社福原敏雄社長は語る。
また、デイサービス事業については、日曜日など空き時間の有効活用に注力する。現在、14のデイサービスで日曜営業を行っているが、2016年3月期決算ではこれが売り上げ増に大きく寄与したことから、今期は14事業所の日曜日の稼働率向上に注力。その後は日曜営業を行う事業所の拡大を図っていく考えだ。デイサービスの新設は2019年3月期までは計画なし。
これらの事業を通じ、同社では2017年3月期の通期売上を2016年通期より3・4%増の85億8100万円まで拡大させていく計画だ。